クリニックデザイナーが誕生するまで③

目次

パート看護師からマネージャーになる

コーチングのコーチになる

仕事を続けることにした私は、コーチングの本格的なトレーニングを受けることにしました。
コーチと対話する中で、内省をしたり、
自分が話している中で自ら気づいたり、
目標がさらに明確になり、自然と行動したくなる。

そんなコーチングを受けるだけでなく、コーチングができるようになりたい!と思い、コーチ21(現在のコーチA)のCTP(coach training program)を受講しました。
コーチングの講座を受講し始めた頃は、パート看護師から常勤看護師になったばかりで、娘は3歳でした。

仕事と家庭と学びの両立ができるのかという不安と、高額な講座に自己投資することについても、迷いがありました。
やれない理由はたくさんあるけど、どうやったらできるか試しにやってみよう!と思い、コーチのトレーニングを開始しました。

その講座では、電話会議システムという20人位が同時に入れる電話で、
1つの課程につき1時間×4回/月、受講する仕組みでした。
当時は、最長3年間の受講期間で、36課程ありました。

コーチングを学んだ成果

思い返してみると、眼科クリニックで勤務しながら、コーチングの講座で学んだことを仕事にすぐに実践できたことで、私の成長を大きく促進しました。
コーチが何か教えてくれるわけではないし、導いてくれるわけではないのです。

コーチが答えを教えてくれるわけではないけど、セッションの中で、コーチと対話する中で、自分の中の答えが明確になるのです。

数々の困難に心が折れそうになりながらも、しなやかに乗り越えることができたのは、コーチングのおかげです。
自分の人生を自分でハンドリングしている感覚を得て、益々色々なことに挑戦したくなったのでした。

仕事の役職も、大きく変化していきました。
コーチングと出会った頃は、パート看護師でしたが、その後常勤スタッフになり、ジェットコースターに乗っているようなスピードで、リーダーになり、マネージャーになり、経営視点をもって新規開業や事業拡大に携わるようになったのです。

なぜコーチングを学ぶと仕事で成果を上げることができるのか

コーチングでは、対話を通して継続的にクライアントの目標達成を支援します。
当時、月に3回50分間のコーチングセッションを受けていました。
私自身は、コーチングのテーマとして「仕事」を扱うことが多かったです。
毎日の仕事と子育てをしながらの生活は、忙しくあっという間に一日が過ぎます。
忙しい中でも、自分の目標や自分が大切にしたいものは何かをコーチングセッションの中で繰り返し話していく中で、自分の目標に向かって自分で気づいて小さな行動を続けていくのです。

繰り返しセッションを受けて自分の目標を明確にすることと、目標に向かって小さな行動を繰り返していくことで、自然とリーダーシップをとるようになりました。
そして、自分の目標と組織の目標が重なる部分を見つけることで、
「院長が目指すクリニックの理想の状態を実現する」
「自分の目標達成ができる」
「患者さんからも喜ばれる」
そんな三方よしの状態を、意識して実現することができるようになったのです。
その結果、リーダーからマネージャーとなり、クリニックの開業や事業拡大、移転拡張などのプロジェクトに次々と関わるようになったのです。

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